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マナー講座 ビジネスマナー
Vol.04 「クールビズ」でエコ美人!

蒸し暑い夏も、ファッションの素材や色、スタイル選びをちょっと工夫するだけで、格段に快適に過ごせるようになります。また、その工夫が、エアコンに頼らないエコロジーな行動にもつながります。地球環境への配慮は、もはや社会人の常識です。ビジネスにおいてもその取り組みが企業の信頼につながるほど。いつものビジネスファッションに、さり気なく「クールビズ」を取り入れ、涼しげで爽やかな印象と、地球環境への貢献を同時に叶えましょう。

クールビズって何? クールビズ選びのポイント クールビズの落とし穴

そもそも「クールビズ」って何?

「クールビズ」というと、男性の“ノーネクタイスタイル”はすぐさま思い浮かぶものの、いざ自分のファッションに取り入れようとすると、どんなスタイルをしたら良いのか迷いがちです。それは、「クールビズ」に特定の決まりがなく、個人の感覚にゆだねられているためでしょう。しかし、その本来の意味や目的を理解することで、イメージしやすくなり、自分のファッションに取り入れやすくなります。いま一度、「クールビズ」の意味、目的をおさらいしておきましょう。

● 「クールビズ」の語源・意味


---*「cool」+「business」=「COOLBIZ」*---


「クールビズ」は、「cool(涼しい、かっこいい)」と「business(仕事、職業)」の短縮形「BIZ(ビズ)」からなる造語です。夏を快適に過ごすための「涼しくてかっこいい仕事着」を指します。制服などのように特定の決まりがあるわけではなく、基本的には一人ひとりが涼しく、快適であればOKです。ただし、「BIZ」と付いている通り、あくまでもビジネス上のファッションであることを忘れてはいけません。軽装は、ともするとだらしない印象を与えがちなので、着こなしには十分に気をつけましょう。



● 「クールビズ」の目的


---*「暑さに負けない、涼しい装いの推進」*---


地球温暖化防止策の1つとして、温室効果ガス削減を目指し、環境省では「夏のオフィスの冷房温度を28度以上に設定」するよう呼びかけています。それに伴い、28度以上の室内でも快適に過ごすことができる軽装を推進。この軽装運動こそが「クールビズ」です。新たに涼しい衣服を購入する必要はなく、手持ちのもので涼しくなる工夫をするだけで十分に目的は果たされます。代表的なスタイルは、ネクタイを付けない“ノーネクタイ”や、上着を着用しない“ノージャケット”。もちろん、快適かどうかの感じ方は人それぞれ違うため、「クールビズ」にもさまざまなスタイルがあって良いのです。ビジネスマナーに反しない「きちんと感」があれば、基本的にはどんなスタイルであっても問題ありません(※業界や社風にもよります)。


「クールビズ」選びのポイント

「クールビズ」のポイントは、まず第一に、自分自身が「涼しく、快適」と感じることができるスタイルであること。そして、もう1つ忘れてはならないのが、ビジネスの場にふさわしい「きちんと感」があることです。素材や色を上手に選ぶことで、見た目も着心地も数段涼しくなります。お勧めのスタイルとともに、「クールビズ」選びのポイントを確認しておきましょう。

● お勧めのスタイル

涼しいという実質的な快適さはもちろん、ビジネススタイルであるため、「清潔感」と「きちんと感」が備わっていることが重要なポイントとなります。


---*「ロングシャツ」+「クロップトパンツ」*---


お勧めのスタイルは「ロングシャツ+クロップトパンツ」。シャツタイプのトップスが、スッキリと爽やかな印象と、きちんと感の双方を実現してくれます。また、クロップトパンツは、スカートのように露出を気にしなくて済み、6〜7分丈のため通気性がよく快適です。このほか、「シャツワンピース」もお勧め。1枚でもルーズな印象にならず、ビジネスシーンに十分対応します。スカーフやベルト、アクセサリーなどの小物を組み合わせるとオシャレ感もアップ。シャツタイプのスッキリとした胸元に、さり気なくシルバーアクセサリーをつければ、爽やかさ倍増です。なお、シャツはダブつきが少なく熱気がこもりにくい、細身のシルエットのものを選びましょう。台襟の高さがあるものなら、首が長くスッキリと見え、さらに涼しげな印象を与えることができます。その際、髪型も長い人は1つにまとめたり、短い人もサイドをピンでとめるなど、全体のシルエットをスッキリさせるとより効果的です。襟ぐりが大きくあいたデザインのトップスを着用する場合は、スカーフなどで露出を抑える工夫を。


ベルト等でシルエットにメリハリを クロップトパンツは短すぎない6〜7分丈 髪はまとめて首まわりをすっきりと 開襟タイプのロングシャツ 生脚はNG ストッキングを着用しましょう シルバーアクセで涼やかな胸元を演出 シャツワンピ 無地かピンストライプがお勧め(丈に注意)

軽装の強い味方となるのがインナーです。吸汗速乾機能の備わったインナーは、汗をかいてもすぐに吸い取り、肌をサラサラな状態に保ってくれます。さらに、ストレッチ性のあるものを選べば、身体にフィットし、ボディラインを美しく見せてくれます。


● お勧めの素材


---*キーワードは「洗える」+「速乾性」*---


夏場は、綿やポリエステルなどのように自宅で洗え、通気性・速乾性に優れた素材が基本です。消臭効果やUV加工などの機能が加わっていればさらに良いでしょう。「サッカー」「楊柳」など表面に凸凹のあるシボ素材は、肌と生地の間にすき間ができるため、サラッとした着心地で、夏にピッタリの素材です。このほか、指定外繊維リオセルやテンセルなど、汗をかいたり洗濯をしてもすぐに乾き、軽くて吸湿性の良い素材もお勧めです。スーツを着用する場合は、通気性の高い麻混の素材が良いでしょう。


※サッカー生地・・・ 波状の凹凸がある織物です。縦糸をたるませた部分と、引っ張った部分を交互に織り上げ縮ませています。日本語では『しじら織り』といい、子供用の浴衣や夏物の服に使用されます。
※楊柳・・・ 柳の葉を重ねたような細かい縦方向のシワ(『しぼ』と呼ばれるシワ)の入った織物です。生地に凹凸があり、肌に密着しにくいため、よく夏用の肌着や服に使われます。


● お勧めの色・柄


---*「涼しげな淡色」&「ボーダー」*---


ビジネスでは、自分にとっての着心地だけでなく、相手に与える印象も意識したいもの。涼しげな印象を与える色は、やはりホワイト、ライトブルーなどの淡色です。これにネイビーなどの寒色や、反対にイエローなどの明るくはっきりとした色を差し色に使えば、メリハリができ、視覚効果でより涼しげで引き締まった印象に。柄ならボーダーやストライプがお勧め。ピンストライプのブラウスなら、カジュアルになりすぎず、ビジネスファッションに最適です。オシャレ上級者ならボーダーから派生させ、「ホワイト&ネイビー」によるマリン風ファッションにも挑戦したいところ。その際、半袖のボレロタイプのジャケットや開襟シャツ、セーラー風のトップスを羽織ることで、カジュアル感をトーンダウンさせ、きちんと感を出すことを忘れずに。スーツの場合は、ダーク系よりもライトグレイや明るい紺を選びましょう。


首元が詰っていないデザインのトップス カッチリとしたベルトで、カジュアルになりすぎるのを抑えましょう シンプルなカーディガンやボレロ風ジャケットでカジュアルになりすぎるのを抑えエレガントな印象に ボーダーのカットソーやシャツを着用 ボーダーは幅の広すぎないものの方が大人っぽく、ビジネスに適しています クロップトパンツ等で軽快さを演出

涼しければそれでいい?「クールビズ」の落とし穴


---*チェックポイントは「肩」「ひざ」「つま先」*---


「クールビズ」の意味を履き違え、単なる露出の多いファッションになっていませんか?「クールビズ」は涼しければ良いというものではありません。ビジネスの場において違和感がないことが大前提です。しかし、明確な基準がないだけに、一体どこまでがOKなのか悩むところ。そこで目安になるのが3つのチェックポイント、「肩」「ひざ」「つま先」です。この3つの部位が露出していなければ、基本的には大丈夫。反対に、これらの部位が露出してしまうキャミソール、丈の短すぎるスカート、ショートパンツ、ミュール・サンダルの着用は避けましょう。業界や社風によっては、これらのアイテムがOKとされている場合もありますが、ビジネスではいつどんな人と出会うか分かりません。相手に不快感を与えないためにも、できれば避けたいものです。また、着こなしにも細心の注意を払いましょう。ブラウスの裾出しはだらしない印象を与えます。裾は中に入れ、すっきりと着こなすことを心掛けましょう。


アッキーの脚元美人ポイント 暑くてもオフィスで生脚は厳禁です。ストッキングを着用するのがマナー。光触媒加工の消臭効果や制菌加工もついた『ミラキャラット伝線しにくい。』がお勧めです。『ミラキャラット』には、他にも嬉しい機能の商品が勢ぞろいしています。

〔監修者〕高橋 祥子(たかはし さちこ)

月刊誌『Como(コモ)』(主婦の友社発行)副編集長。実際に雑誌を編集している中で手に入れた、女性の役に立つファッション情報を提供し続けています。

雑誌『Como(コモ)』の公式サイト http://mama.shufunotomo.co.jp/

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