ストッキングってどうやって出来上がるの?
2種類の糸を組み合わせ、サポーティ糸を作ります
サポーティ糸とは、ストッキングを編むための細い糸のことです。 カバリング機を使って、伸びの良いポリウレタン糸に丈夫なナイロン糸をらせん状に巻きつけます。 こうして、丈夫で良く伸びるサポーティ糸ができます。
サポーティ糸を筒状に編上げていきます
デザインや柄がインプットされた最新鋭コンピュータ編み立て機が、ストッキングを筒状に編上げていきます。
そのあと、出てきた製品にキズがないかなど、品質検査が行われます。
パンティストッキングの形に縫い上げます
筒状になった2本のストッキングを縫い合わせ、股の部分を作り、ここにマチを縫い込み、ウエスト部分にラベルを張ります。 最後に裏返してつま先部分を縫っていきます。
ストッキングに色を染めていきます
何百種類もの色を調合したり、試験染めを繰り返すことでファッション性豊かな微妙な色合いがつくりだされます。 できあがったストッキングを布の袋に詰めて染色機に入れ、ムラのない美しい色に染め上げるために、長時間かけてていねいに行います。 最後にコンピュータで、仕上がりの色をチェックします。
ストッキングを足型に成型します
足型のアルミ板にストッキングをセットします。 ストッキングは非常にデリケートで傷のつきやすいものなので、手作業で行ないます。足型にセットされたストッキングにスチーム熱を加え、足にフィットするように型をつけます。
万全な検査をして商品をパッケージに詰めます
できあがった製品の伸縮率や強度などをコンピュータデータに照し合せ万全な完成度に追求していきます。 そして、ひとつずつ完成した製品を手作業でパッケージに詰めていきます。 最終確認として、人の手によりキズや肌ざわりなどをチェック。さらに金属検査機による安全チェックを行い、製品として送り出されます。
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