現場で学び、街で感じ、売場で形にする。
お客様に寄り添う営業の仕事

大学では経営学を専攻し、マーケティングを学ぶ中で「身近なものづくり」に関わりたいと思うようになりました。インナーウェアやレッグウェアは、毎日身につける生活必需品でありながら、メーカーごとに品質や工夫が異なります。消費者にとって身近な商品でありながらも差別化ができる点に魅力を感じ、アツギへの入社を決めました。

説明会で出会った社員の皆さんは、誠実で丁寧な対応をされる方が多く、とても好印象でした。入社してからもその印象は変わらず、社員同士が真摯に向き合い、周囲を思いやりながら仕事に取り組んでいることを実感しています。

入社以来営業職としてさまざまな取引先を担当してきました。初めは浅草橋の支店（現：製品事業第2部）でスーパーを担当。2年目からは札幌に異動し一部百貨店、直営店、スーパーなど幅広い取引先を担当しました。現在は本社に戻り、GMS（ゼネラルマーチャンダイズストア：総合スーパー）とコンビニを担当しています。

現在の部署は基本的にグループで営業活動を行っており、所属している課の全員で同じ取引先を担当しています。PB（プライベートブランド）商品を主に展開しており、商品提案や、納品に至るまでの作業（生産依頼、品質確認依頼、登録作業、発注など）、在庫管理、店頭での販促提案を行っています。

出社後はまずメールチェックを行い、その後は資料作成や商談準備を進めます。午後は取引先を訪問し、提案や商談を行います。夕方は商談資料の修正や受注関連の作業を行い、翌日のタスクを確認して一日が終了します。週に1〜2回は定例会議もあり、社内外の調整をしながら効率的に業務を進めています。日々変化のある仕事ですが、それが営業の魅力だと感じています。

札幌の直営店ではお客様との距離が非常に近いため、販売員の方を通じて得られたお客様の声を店頭に反映したり、企画部署に共有したりすることができました。販売員の方と相談しながら年間のMD（マーチャンダイジング：商品の展開計画）を立てて行く中で、どの商品をいつ展開し、どのように販促を行うかを考えることが特に難しかったです。同時に、自分の行動が売上に直結することにやりがいを感じました。札幌特有の売れる商品やカラーなどがあるのも興味深かったです。

また、店頭販促の際には自ら販促物を制作することもあり、その経験は現在の業務にも大いに役立っています。

本社に戻り、現在の部署に異動した際に先輩から「GMS（ゼネラルマーチャンダイズストア：総合スーパー）はPB（プライベートブランド）商品を扱うため、これまでとまるで別会社のように感じるかもしれない」とアドバイスを受けました。

実際に業務を始めるとその通りで、NB（ナショナルブランド）とは異なり、商品の仕様や展開時期、生産数量などを自ら商談の中で決めていく必要があります。さまざまなデータをもとに、取引先のニーズやトレンドを踏まえながら提案することは難しさもありますが、そのプロセス自体が非常に面白く、大きな学びにつながっています。

県をまたぐ異動は、生活環境が変わるため大きな決断が必要でしたが、ある意味気分転換にもなりました。会社の制度で、年1回各自のキャリアプランのヒアリングを行う自己申告制度があり、他部署での営業を経験してみたい気持ちから自己申告制度を活用し本社への移動希望を出しました。環境が変わることで新しい経験や成長の機会を得られたことは、転勤ならではのメリットだと思います。

本社に異動となり、より他部署の社員と直接関わる機会や打ち合わせが増えて初めは慣れるのに苦労しました。

真面目で向上心がある人です。特に営業は、人とコミュニケーションを取るのが好きな方、分析の際データなどを用いて、物事の筋道を立てて考えられる方、流行に敏感な方、新しい考え方ができる人が向いていると思います

現在の部署で課内の業務を一人でも回せるように100％理解し、部に貢献できるようになりたいと考えています。 担当している取引先で、アツギの商品が増え、その中でヒット商品やお客様・取引先に喜ばれる商品を生み出したいです。

就職活動を通して、これほど自分自身を見つめ直す機会はなかなかないと感じました。社会人としての時間は長いからこそ、自分が何をやりたいのか、どんな会社が自分に合っているのかをじっくり考えることが大切だと思います。そうした上でアツギを選んでくださった方とは、ぜひ一緒に働き、成長していきたいです。